トックリラン

栽培カレンダー

年間を通して日光によく当てます。光線が弱すぎると、葉が徒長したり、基部がよくふくらまなかったりします。

水やり:鉢土が乾いたら、水が鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。

肥料:生育期の春と秋に、各1回、緩効性化成肥料を施します。

植え付けや植え替え:生育に応じて2年に1回、5月から9月に植え替えます。鉢は株の大きさに合わせて一~二回り大きなものに替えます。10号鉢以上の大鉢は、それまでと同じ鉢を用います。

増やしかた

さし木:適期は5月から8月です。下葉がなくなっている伸びすぎた茎を利用するとよいでしょう。とっくりの上部の茎を、親株が再生したときに葉を茂らせたい部分まで残し、切ります。さし木は、切り取った茎の上部をさし穂に使います。赤玉土単用や鹿沼土単用などのさし床に、さし穂がぐらつかないようにさします。1か月程度で発根し、2か月程度で根が出るので、鉢に植えつけます。

タネまき:タネまきでもふやせます。タネはインターネットで簡単に入手できます。タネまき適期は5月から9月です。

枯れ葉の除去下葉が茶色く枯れてくるので、枯れた葉は早めに除去します。
整姿下葉がなくなって伸びすぎた茎はカットします。

特徴:トックリランはユニークな草姿が魅力の観葉植物で、株の基部が肥大してとっくり(徳利)状になっているのが特徴です。とっくり状の部分には、乾燥に耐えるために水をためています。