コーヒーが原因で頻尿になりました。

コーヒーを飲むと、トイレにばかり行きたくなるという方がいらっしゃいますよね。では、コーヒーと頻尿には、どのような関係があるのでしょうか?コーヒーがもたらす頻尿の原因について考えてみましょう。

 

コーヒーが持つ利尿作用

コーヒーという飲み物には、高い利尿作用があります。だから、飲むとすぐに尿意を催すのです。カップに1杯や2杯飲むくらいであれば、それほど大きく頻尿に影響することはありませんが、あまりにも大量に飲むと、トイレが止まらなくなってしまったりします。何でも、適量を守ることが大切。コーヒーが持つ利尿作用のことを念頭に置いて、外出先など、トイレが近くなると困るような時には、控える努力をすると良いですね。

カフェインも頻尿の原因

コーヒーには、カフェインという成分が含まれています。このカフェインには覚醒作用があるため、就寝前などに飲むと、夜熟成することが難しくなってしまいます。夜の眠りが浅いと、夜間頻尿という症状を発症してしまいます。夜に何度もトイレに目覚めてしまう人は、就寝前のコーヒーやお茶に含まれるカフェインが原因になっていることがあるので、注意しましょう。飲むのであれば、就寝前は避けて、おやつ時などに楽しむようにしたいですね。

コーヒーは体を冷やす!

そして、もう1つ考えられる、コーヒーがもたらす頻尿の原因ですが、それは、「冷え」です。コーヒーというのは、ブラジルなど南国で作られる作物ですので、体を冷やすものだといわれています。また、砂糖などにも体を冷やす作用があるといわれているので、コーヒーに砂糖を加えて飲んでいる方は、飲めば飲むほど体を冷やしてしまっていることになります。これは、コーヒー自体が温度の高いホットコーヒーであっても同じことです。体が冷えれば、血行が悪くなることで汗の排泄が悪くなり、尿量が増えて頻尿を引き起こします。冷え性の原因が、実は毎日頻繁に口にしていたコーヒーだったという場合も少なくないのです。体の冷えが気になる方は、コーヒーの摂取を控えて、冷えを改善する努力をすることで、頻尿の症状も抑えられるかもしれません。

結局コーヒーは、様々な面で頻尿と深く関係しています。ただし、「絶対に飲んではいけないもの!」というわけではありません。コーヒーには、ストレスを緩和する効果もあります。ストレスが原因の頻尿というものもありますから、適度にストレスを解消する目的で、時間と量を守って楽しむ分には問題ないといえますね。