プランター表面に白い根が・・・
プランター栽培は初めてだったので何が何だかわからず色々調べていたら関連する記述を見つけました。【原文】キュウリの根は浅く横に広がりますが、狭いプランターの中で行き場がなくなったようです。そのまま陽に当てたり乾燥すると傷むので土を薄く入れた後、ワラや刈り草などのマルチを敷いてやると根の保護になり、潅水も毎日は必要なくなります。キュウリの根は横2m四方は広がります。ナスの根も50cmの深さまで伸び、横にも1mくらいは広がります。トマトも同じかそれ以上に張ります。
知らない事とはいえ、奥が深い感じを痛感しました。
幸いふた回り大きなプランター(15L位)のプランターがあったので今の土ごと入れ替え追加で用土10L追加して様子を見る事にしました。
きゅうりの実が急にならなくなった
キュウリ栽培をしていると、なかなか実がならないことがあります
野菜類に実がつかないのは、受粉不良と考えがちですが、キュウリの場合はその可能性はありません。キュウリには雄花と雌花がありますが、受粉しなくても実をつける、「単為結果」という性質を持っています。 キュウリの実がならない理由は、受粉不良以外に原因があるので、その原因を探り、対処すると実りが良くなります。
①雌花が咲かない
キュウリには雄花と雌花が咲き、受粉は必要ないのですが、花が実になるのは、雌花だけです。 花の後方に、画像のような小さなキュウリ型の膨らみがあるのが雌花です。また、雌花だけが咲かない状態なのか、どちらも咲かない(つるボケ)のとでは、実がならない原因も違ってきます。
つるボケを起こしたキュウリは、なかなか正常な状態に戻れず、そのまま実をつけずシーズンが終わることも少なくありません。 肥料は窒素・リン酸・カリが同じだけ含まれているものか、リン酸が少し多めのものを選びましょう。
②雄花ばかり咲く
花が咲くけれど、その花が雄花ばかりで、大切なの雌花が咲かないということもあります。 雄花ばかりであっても、花は咲いているので肥料の問題ではありません。雄花ばかりが咲く原因としては、株がつるを伸ばすのに力を入れているということが考えられます。支柱のてっぺんにつるが届いたら、摘芯をしましょう。摘芯をすることで、雌花が発生しやすくなると言われています。
③実が小さいうちに落ちる
雄花も雌花も咲くけれど、実が大きくならずに落ちてしまうことがあります。この場合、基本的には環境による影響が原因であることが多いです。
④日照不足
特に日照不足になると起きやすい現象です。日当たりの良い場所で育てていても、曇りや雨など、天気の悪い日が続くと、それだけでも日照不足になります。 また、ベランダや庭などで育てていると、株がある程度大きくなるまでは、光が十分に当たらないことがあります。最初は問題なかったのに、途中から様子がおかしくなった場合には、キュウリの葉と葉が重なって、日陰を作っている場合もあります。キュウリの葉は大きく、つる同士が絡んだりすると、葉と葉も重なりやすくなります。陰になった部分は日照不足となり、実は小さいまま黄色くなり、落ちやすいです。つるの整理や摘葉をして、日陰を作らないように工夫しましょう。
⑤株がまだ若い
株が若く充実していない場合にも、小さいうちに実が落ちます。
実を大きく育てるほどの力がない株についた実は、どうしても小さいまま落ちることになります。栽培初期であれば、まだまだこれからと自分に言い聞かせて、小さい実をいつまでも置いておかずに摘むほうが後の生育が良くなります。ある程度株が充実すれば、自然に実も育つようになります。
基本的にキュウリは単為結果の性質を持っていますが、品種などによっては、その性質が弱い場合があります。
いろいろ工夫したが、どうしても実がならないという場合、一回、人工受粉をしてみましょう。もし人工受粉をして実がなったということであれば、受粉が必要な性質の株であるということが分かります。
キュウリの苗が20~30cmにまで育ったぐらいで、つるを巻きつけるための支柱を立てます。最初のつるは支柱にひもでゆるく結んでおけば自然に支柱へ蒔きついてくれます。キュウリの支柱はしっかり立てておかないと実がなる頃に重みで倒れるので注意しましょう。親づる1本仕立てとし大人の背丈くらいまで育ったら、親づるの先を摘心するのが一般的。高い位置に実がなると収穫などの作業が困難になるためです。摘心すると下の子づるがよく育つようになります。尚、摘心した親つるは支柱にひもで固定しておきましょう。親づるの5節より上の子づると孫づるは、1~2つ実をつけたらその先の1葉を残して先のつるを摘心します。子つる孫つるを伸ばし過ぎると葉が茂って風通しが悪くなり、病気の発生を助長するので注意しましょう。
キュウリの摘葉
キュウリの茎葉が混んできたら株の生育と採光が悪くなるので、摘葉という増えすぎた不要な葉を摘み取る作業をします。キュウリの摘葉は花の落下や実の生育不良が生じさせないようにするために行いますが、古くなった葉や病気で枯れた葉などを中心に摘みとるようにしましょう。キュウリを摘葉をする際に気を付ける点は、一度に葉を摘みすぎてしまうと株が弱ってしまうので、摘葉する枚数は1株あたり1日に2~3枚程度にしておいた方が良いということです。キュウリの摘葉のタイミングは株の成長を見て判断するようにします。実成り(形)が悪くなった時や花が落下してしまう時は養分が葉や茎に取られている証拠です。こういう時は摘葉を行って株に養分と水分が行きわたるようにしてやりましょう。
キュウリの水やりの頻度と与える量
キュウリは根を浅く広く張るため乾燥に弱い一面があります。水切れを起こさないように十分に気を付けましょう。キュウリの果実は夜間に太るので夕方以降にたっぷりと灌水を行うようにします。水は毎日少量蒔くよりも間隔を空けて一度に与える水量を増やした方がより効果的です。キュウリは水分が少ないと弦がらせん状に巻いてくるので弦先を良く観察して水切れを起こさないように注意しましょう。
キュウリの追肥の頻度と与える量
キュウリに与える肥料の種類は化成肥料や油かす、または有機配合肥料を与えます。窒素分の多い肥料を与えると葉が多い茂るので窒素分の少ない肥料を与えることがポイント。ュウリの追肥は15~20日間隔に化成肥料なら60~70g/m²を合計で3回施しましょう。キュウリは1度にたくさん施すよりも少しずつ施した方が効果が出ます。キュウリは株がしっかりしてきたら1回目の追肥のタイミング。1回目は株の周りに軽く施し周辺の土と軽く混ぜ合わせます。
キュウリの育て方と栽培のコツまとめ
梅雨明け後は高温が続き乾燥するので、キュウリを植え付ける畝には、畝に敷わらや敷草を十分に行って下さい。水やりは梅雨の時期は少なめに、梅雨明け後も毎日水やりをするのではなく2~3日に1回にして多めに水を与えるのがポイント。水量は1株につき1回あたり3Lほど与えると良く育ち瑞々しいキュウリが収穫できます。キュウリの実は大きくし過ぎると株が弱り収穫量が減ってしまいます。収穫適期を見逃さないように15㎝~18㎝の大きさでタイミングよく収穫しましょう。また、葉が茂りすぎると栄養が葉に取られてしまい収穫量が減ってしまいます。葉が込み合って来た時は摘葉を行うと収穫量が回復します。春に植えたキュウリ苗は夏前になると実成りが悪くなってきますが、実を早採りするか実を全て取っるかして草勢を一旦回復させれば再びりっぱな実を付けるようになります。株が弱った状態で実を大きく育ててしまうと、そのうち実なりが悪くなって最後は株が疲れて枯れてしまいます。
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